授乳

赤ちゃんの母乳吐き戻し!原因は?効果的な対処法はある?

こんにちは、岡嶋一人(@hit0ribl0g)です。

わが家には、生後3ヶ月の娘がいます。完母(完全母乳育児)で育てているんですが、娘、めちゃくちゃ母乳を吐き戻します。

1人目の息子の時も、吐き戻しはありましたが娘ほどではなく、驚いています。

かわいい顔で母乳を吸っていたと思ったら、口から大量の母乳がボトーッと出てきて、量が多い時は娘も私も着替えないといけないくらい、服がビチョビチョに。

家事育児に追われる毎日に、吐き戻しによる着替えや大量の洗濯物は、地味に辛いです。


○わが家の3ヶ月児の状態
・38週までお腹にいたものの、2,200g代と低体重で生まれたため、通常よりも消化器官が小さい模様
・しかしながら、飲む量はかなり多い(産院の助産師さんが驚くほど)
新生児の頃から3ヶ月児の今まで、大量の吐き戻しが続いている
体重は標準以上の増え方
・吐き戻しは授乳直後だけでなく、次の授乳の前にも吐いたりする
吐くものは液体状の母乳か、固形になりつつある母乳。色は白色のみ

そこで、母乳の吐き戻しの原因や吐き戻しの量を減らしたり、無くしたりする効果的な対処法がないかと調べてみたので、ご紹介します。

赤ちゃんが母乳を吐き戻す原因とは?

大人とは違う、赤ちゃんの胃袋の形

赤ちゃんが飲んだ母乳やミルクを吐き戻してしまう最大の理由は、これ。

大人と違い、赤ちゃんの胃袋はしっかりと膨らんでおらず、食道からまっすぐ胃袋が繋がっている状態。そのため、授乳後すぐに体に刺激が加わると吐き戻ししやすいのです。

発育とともに大人の胃の形と近くなり、戻すことも少なくなります。

授乳中に空気を一緒に吸う

赤ちゃんは、寝た状態で飲むことが多い授乳。それに乳首から母乳を吸い出すのは独特な口の動きが必要です。

こうした状態が合間って、授乳中は母乳と一緒に空気を飲みやすいもの。この空気が胃袋にたまりゲップとなります。

また、大人のようにうまくゲップのコントロールができない赤ちゃんは、授乳後に大人がゲップを誘導してやる必要があります。

母乳やミルクの飲み過ぎ

娘のように低体重で生まれた赤ちゃんなど、体が小さな赤ちゃんは消化器官のサイズも小さめ、体の容量以上に母乳を飲んでしまいがち。

他にも、母乳がたくさん出るお母さんや、サイズの割に食欲旺盛な赤ちゃんの場合は、キャパシティ以上の母乳やミルクを飲んでしまうので、おさまり切らなかった分が吐き戻しとして出てしまうこともあるようです。

また、母乳とミルクの混合育児の場合は、慣れるまで赤ちゃんが母乳をどれくらい飲めているかわからずに、多めにミルクを与えてしまうこともあります。

息子くん
息子くん
大きかった僕と妹とでは、3ヶ月時点の体重で2kgも差があるんだよ!

こんな場合は、要注意!病気につながる嘔吐の症状


赤ちゃんは授乳後に吐き戻しをするものですが、吐き戻しに慣れてしまうことなく、日頃からの様子をチェックしておく必要があります。

特に、普段とは違う吐き戻しの仕方をするときは、病気のサインであることも。ここでは、病気である場合の吐き戻しの特徴についてご紹介します。

噴水状に吐く

普段の吐き戻しとは違い、噴水状に激しく吐く場合は要注意です。

「肥厚幽門狭窄症」である可能性があります。
生後2〜3週間から3ヶ月頃の赤ちゃんに多く見られる病気で、幽門(胃の出口)部分の筋層が徐々に厚くなり胃の出口が狭くなってしまうのです。そのため母乳の通過が悪くなり、吐いてしまいます。

吐いた後は比較的機嫌がよく、またすぐに母乳を欲しがりますが、徐々に脱水症状や体重の減少などがあらわれます。

肥厚幽門狭窄症の原因は不明ですが、第一子の男の子がなりやすい傾向にあります。
また、自然治癒はしないため、入院や簡単な手術で完治を目指すことになります。

緑色や黄色など、色の濃いものを吐く

「先天性腸管閉鎖」の可能性があります。
うまれつき腸の一部が途切れている症状です。完全に閉じておらず狭くなっている場合は、「先天性腸狭窄」と呼ばれます。

母乳やミルクが腸から先に通過しない(しにくい)ため、腹部に飲んだものがたまってしまいます。

胎児期や新生児期に発見される場合がほとんどですが、濃い色のものを嘔吐することで発見される場合も。

嘔吐以外の不調がある

嘔吐以外に、以下の不調がある場合も、様子に応じて受診することをおすすめします。


・37.5℃以上の熱がある
・鼻水や咳をしている
・常に機嫌が悪い(ずっと泣き止まない、激しく泣く)
・授乳時間が来ても母乳やミルクを飲まない
・ぐったりしている、顔色が悪い
・体重が増えない

母乳の吐き戻しを軽減させる方法は?

大人が少し工夫をすると、赤ちゃんの吐き戻しを少なくすることも可能です。

正しくゲップを出してやる

ゲップのさせ方にはいくつか方法があるので、ここでご紹介しておきます。いずれの場合も、タオルやガーゼを準備してから始めましょう。


<抱っこで出す方法>
①赤ちゃんを縦抱きにします。
②赤ちゃんの胸が大人の肩あたりにくるように抱き上げます。この時、赤ちゃんの吐いたものがかからないように、大人の肩にタオルをかけるのを忘れずに。
③赤ちゃんの口や鼻がタオルで塞がらないように、顔を横に向けます。
④赤ちゃんの胃裏から首あたりにかけて、空気が出やすいようにさすってやります。(背中トントンでもOK)
5〜10分を目安に。ゲップは出ないこともあります。

<座らせて出す方法>
①大人の膝に赤ちゃんを座らせる形で、体を縦にします。
②赤ちゃんの脇の下に大人の手を添える形で、赤ちゃんをやや前のめりにします。
③片方の手で、胃から首のあたりまで空気が逆流しやすいようにさすります。(こちらも背中トントンでもOK)
④この方法も、5〜10分を目安に、必ず出さなくてもOKです。

少し搾乳してから授乳する


お母さんの母乳の出がいい場合は、少し搾乳して母乳の出方を弱めてみるのもおすすめです。
母乳の勢いが強すぎると、赤ちゃんが飲むタイミングをうまく掴めずに空気を一緒に飲んでしまう原因になります。

空気が入りにくい飲み方をクセづける

赤ちゃんの上顎と舌が正しく乳首を捉えられていないと、母乳と一緒に空気を吸い込んでしまう原因になります。
授乳時の正しい乳首の加え方には、以下のような特徴があります。

・赤ちゃんの口があひる口のようになり、上唇も下唇も外側にめくれている
・赤ちゃんの口に覆われて、お母さんの乳輪は見えない
・乳首をしっかりと捉えられている感覚や母乳が吸い出されている感覚がある

ゲップは1度とは限らない

授乳後すぐに「ゲプッ」と音を出してゲップが出ることもありますが、ゲップは1度とは限りません。

ゲップが出たからといってすぐに寝かせたり抱っこして立ち会ったりすると、まだ残っている空気が出るタイミングで一緒に飲んだものを吐き出してしまうこともあります。

授乳後しばらくは、急な体勢をさせない

授乳後は、ゲップの有無に関わらず急な体勢変化をさせない方が良いでしょう。

特に、抱っこ紐などで胃を圧迫しながらの抱っこをすると、大量の母乳やミルクを吐き出してしまうことにつながりかねません。

息子くん
息子くん
お母さんはお出かけした時によく、あわてて妹を抱っこして、吐き戻されているよ!

それでも吐き戻しが多い赤ちゃんへの対策

寝かせるときは、横向けに

赤ちゃんは、授乳後にゲップが出ないこともしばしばあります。10分程度様子をみたら、寝かせるようにましょう。

その際、吐き戻したもので喉を詰まらせたり、口を伝って耳に入ったりしないように、体を横向けにして寝かせるのがおすすめです。

横にしてやると勝手に仰向けてに戻ってしまう場合には、バスタオルを丸めたものを背中にあてがってやると、赤ちゃんは自然な体勢で横になることができます。
この際、うつ伏せにならないように適宜注意して赤ちゃんを観察する必要があります。また、しばらくしたらタオルを抜いて仰向けに戻すことをお忘れなく。

スタイを常備する

赤ちゃんの吐き戻しは、大人が気を抜いた時に訪れるもの。タオルやガーゼを用意していても、それで吐き戻しを受けられるとは限りません。
(私も何度も何度も、服や体に母乳をぶっかけられています・・・)

そんな時、助けてくれるのがスタイ(よだれかけ)です。
大きめのタオル地のものであれば、吸収力も高くより心強いです。暑い季節を除いて、赤ちゃんの首につけておくと不意な吐き戻し時も、助かりますね。

なお、スタイをつけたままのお昼寝や就寝は、スタイが顔を覆うなどして赤ちゃんが窒息してしまう危険性があるので、大人が長時間目を離す場合はとっておくようにしましょう。

赤ちゃんは吐くものと割り切る

それでも、赤ちゃんはやはり不意に吐き戻しをします。精神論的になりますが、「赤ちゃんは母乳やミルクを吐き戻すもの」と割り切るのも方法ですね。

当たり前ですが、おおよそ1年、長くても数年の授乳期間を過ぎれば、赤ちゃんの吐き戻しも懐かしい記憶になります。

息子くん
息子くん
お母さんはもう僕の吐き戻しの記憶が薄れているんだとか!!

また、生後半年を過ぎると、おすわりができる赤ちゃんも増えるため、ゲップ出しや吐き戻しの回数が激減することも多いです。

気長に、貴重な吐き戻しの時期を楽しむのも、正しい乗り越え方なのかもしれませんね。

<本日のおせっかい>
お盆で両実家に帰ると、環境の変化なのか?大人がたくさん抱いてくれるからか?娘の吐き戻しは急増しました。
いく人もの大人に見事なまでに私の母乳をぶっかけた、娘なのでした。